産地:
栃木県

別名:栃木15号

入荷時期:11月下旬〜5月中旬
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

交配:久留米49号(とよのか×女峰)×栃の峰
1990年に、大果で多収の久留米49号(とよのか×女峰)に
大果で食味の優れた栃の峰を交配して育成1996年登録


原産:栃木県農業試験場栃木分場 登録番号(第5248号)
                                                 農林水産省「品種登録情報」より
特徴&前評判:
大粒で糖度は高くもなく低くもない、酸味は少なく、食味がよい。
果肉は緻密で多汁質(ジューシー)で香りも高い。バランスのとれた品種。
収量も女峰に比べて10%以上高く、平均果重が女峰12〜13gに対し15g、
糖度は女峰8.7に対し9.5。 Lサイズ以上の比率6.8%と高い。酸度は中で,日持ちは長い。
女峰に代わる主力品種として、急速に作付けの転換が行なわれており8割以上を占める勢い。
2010年代前半まで全盛期になる見通し。

形:円錘   色:果皮 鮮赤色

















感想:
食べる前には、清々しいいちごの香りが出ていた。口に入れると、ほんのり甘く、
    香りも強くはないが、ほのかに香る。酸味はほとんどない。今どきっぽいいちご。
    肉質は、しまった感じだがジューシー。
    気になったのは果芯部分にしっかりした芯があり、これを「かたい」と感じる人もいるかも・・・。
    もしかしたら、これってハズレたのかな?
    もしハズレだったとしたら、この味(甘みと酸み)が、当たりの時は豊かになるのだろうか。
    何回か食べてみる必要があるいちごだと思う。
    (後日、ハズレだったとわかる。)

今回の試食データ: 15粒/pac 一粒のデータ(平均):高さ4.7cm 直径3.4cm 重さ23g
                            大きなもの:高さ5cm 直径3.7cm 重さ25gあった。
             試食日 2005/1/17 購入場所 奈良県のスーパー

























感想:箱を開けると、香りに包まれる。甘い香りがスゴイ。
    パッケージはイチゴが一粒づつクボミに収まるタイプで、上からスポンジのシートが固定用に置かれていた。
    輸送上の痛みは、完熟発送のためかトレイのクボミに触れる部分とスポンジに触れる部分に少し「オサレ」はあったが
    これは許容範囲だろう。苺の形は均一ではないので、トレイのクボミが苺の形に対応できるような工夫があれば、
    もう少し改善されるかもしれない。しかし、コスト面などの問題も解決しなければならないので難しいですね(^^;

    いちごは、はち切れそうなぐらい丸まるしている。パンパンです
    果皮、果肉ともしっかりしている。果汁も十分ある(あふれるほど出てくる)。
    ヘタの方は少しかたい(ザクザク感)、先の方はなめらかな食感
    甘いですね。なめらかで、濃い甘さのあるいちごです。酸みはほとんど無くヘタの方で少し感じた程度でした。
    (今回、管理人は花粉症のため鼻がつまりぎみで、あまり香りのコメントができませんでした。)

    すこし白っぽくなりかけた苺を食べたとき、
    甘〜〜い!それも苺の甘さじゃないのです。とろみのある食感に酸みを感じない甘さがあり、づまりぎみの鼻に
    突き抜けてきた香り、まるで熟れた洋ナシを食べている様な感覚でした。
    この味は「有り」です。美味しい苺でした。
    今回のいちごは色々な事を勉強できた苺です。定期的に購入したくなりました。

今回の試食データ: 15粒/箱 一粒のデータ(平均):高さ5.3cm 直径4.2cm 重さ34g
             500g/箱        大きなもの:高さ5.6cm 直径4.4cm 重さ39g
            試食日 2005/3/18 購入場所 千葉県のいちご屋さん
            
管理人:花粉症のため鼻づまり

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