産地:三重県

語源:三重の三(さん)、太陽のsun(さん)に、
     いちごの「ちご」(ちーご)を合成
     三重の小学生が命名

入荷時期:12月下旬〜4月下旬
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

交配:とよのか×(アイベリー×宝交早生)
アイベリーと宝交早生の交配にとよのかを交配して育成。2002年に農林登録

原産:三重県科学技術振興センター農業研究部   登録番号 第10373号
                                          農林水産省「品種登録情報」より
特徴&前評判:
さっぱりした甘みがあり食味が良い。糖酸比が14.3と高い
色つき、つや、見た目も良好で日持ち性がある。
ビタミンCが他の品種にくらべ、2〜3割程度多く含まれる。
「女峰」より果実が大きく粒ぞろいで多収。「炭そ病」に強い
果皮は明赤色、果形は円錘、果実は大きく、果肉色は淡紅色、果心の色は白色。
果実の光沢は良く、果肉は硬い。

形:円錐形   色:果皮 明赤   果肉 淡紅


































感想:甘い香りが強く、濃厚な味を連想させます。卵ほどの大きさがあり、存在感がある。
   果皮は硬くしまっていて、食べると少しねっとりした歯ごたえで、果汁があふれでる。
   一口目は、いちごの香りと甘さが、ねっとりした食感とともに、口の中に広がる。この甘さは驚き!
   二口目は、甘さを残したまま、ジューシーさと香りを感じる。鼻にぬける香りは甘さを引き立てている。
   三口目は、果汁と程よい酸味で、口の中がすっきりするが、香りは口の中にとどまっています。
   いつまでもサンチーゴの余韻に浸れます。いくつでも食べたくなる味ですね。
   
   「大きい」「甘い」「香りがいい」 こんな感じのいちごです。

   一年間、探し回って恋焦がれた「サンチーゴ」。味はお世辞抜きの甘さと味わい。
   私の期待度というポイントを加えなくても、完璧に近い合格点。ぜひ機会があれば食べてもらいたい一品です。
   もし、いちご売り場で「サンチーゴ」を見つけたら、迷わず「買い」です!!
   一粒食べれば、いちごの奥深さが判るでしょう(こんな甘さがあったのか!)
   サンチーゴファンが増えているそうで、出荷しても直ぐ完売してしまうそうです。 私もサンチーゴファン!!
   三重県内でも一部にしか出回っておらず、探すのが大変でしょうが、苦労して探し出したときの喜びは想像以上です。
   (管理人=体験者)
   
   今回、サンチーゴ筆頭育成者の森さんとお話する機会がありました。
   私は大満足のサンチーゴですが、まだまだ改良の余地ありと、栽培方法の改良など、試行錯誤されている様子でした。
   飽くなき探究心。見習わなければ!

   サンチーゴの味わい。以前、「さちのか」でも、良く似た感覚がありました。
   少し調べてみたら、育成するときの交配品種に「とよのか」と「アイベリー」というキーワードが出てきました。
   これらの品種に味わいのヒントが隠れているかも・・・。
   アイベリーは、まだ食べてないなぁ・・・近場で探してみよう。
   そう言えば、奈良の桜井に栽培いている所があるらしい・・・今週末でも探してみるか!?

今回の試食データ: 9〜13粒/pac 一粒のデータ(平均):高さ5.2cm 直径3.9cm 重さ32g
                             大きな粒  高さ5.7cm 直径4.3cm 重さ39g
            試食日 2005/12/18 取得場所 三重県いちご農家さん
















    販売情報

    ●JA津安芸Aコープ津店の地場野菜コーナーで販売されています。
     (場所・・・伊勢自動車道・津ICより津市街地方面すぐ)
 

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