産地:奈良県

 語源:

 育成名称:奈良8号
入荷時期:12月下旬〜5月上旬ごろ
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

交配:奈良県農業総合センター育成系統×紅ほっぺ
奈良県農業総合センターが同センター育成系統×「紅ほっぺ」を交配した3000株より選抜、
平成14年に育成を完了。
平成21年7月に品種登録出願、平成23年10月に品種登録
 

原産:奈良県農業総合センター    登録番号 第21164号 
                                農林水産省「品種登録情報」より 
特徴&前評判:
奈良県では、あすかルビーから約10年ぶりの新品種
味がよく、果皮が硬めで歯ごたえがある。
糖度と酸度が高く、濃厚なあじわい。
あすかルビーに比べ、味のばらつきが少なく、日持ちがいい。
生育が安定して、作りやすい。
あすかルビーの品種登録出願時の名称が「なら7号」、その次の「なら8号」は奈良県も力を入れる品種。
栽培技術の開発や、栽培の講習会など農業の活性化をはかっている。


形:円錐形   色:果皮 鮮赤色








































感想:まず、見た目の第一印象は、「でかい!」
   大粒は品種の強みですよね。
   香りは、「さちのか」に近い濃い香りがします。果皮は張りがありしっかりしています。
   食べると、ねっとりした歯ごたえの中にも、ジューシー。
   よく味わうと、表皮に近い所は、ねっとりとしていますが、中心に近い所はジューシーで柔らかい。

   完熟のものは、甘みが強く口の中が、いちごの香りと果汁でいっぱいになり
   のどの奥に果汁が移っても、口の中にはいちごの余韻が残っています。

   少し早いいちごは、甘みと酸味があります。少し酸味が勝っていますが
   昔ながらのしっかりした いちごの食べごたえが味わえます。

   「いちごを食べている」と実感できるいちごですね♪
   口の中であばれている感じ(^^)

   出来立ての品種は、これから栽培方法の確立など、色々な改良が施されます。
   つまり、どんどん良くなっていくってこと(^^)b
   あすかルビーを超える品種になってほしいですね。
    

今回の試食データ: 9粒/pac 一粒データ(平均):高さ5.7cm 直径4.2cm 重さ39g
            338g/pac      大きなもの:高さ6.4cm 直径4.4cm 重さ44gあった。
            試食日 2009/2/14  購入場所 奈良県内 道の駅 




   ※奈良県では、「なら8号」の名称を募集していました。
   締め切りは、2009年6月1日 応募資格:奈良県在住   
京都府在住の私は資格なし(T_T)
   7月中には奈良県知事が最終決定するそうです。
   年末の販売には、新しい名前で登場しそうですね。
   
   どんな名前がつくのか たのしみです。  (うわさ話では決定したとか・・・奈良らしい名前でしたよ)
   名前、決定してました。(2009年7月ごろ)

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