産地:静岡県

 別名:
入荷時期:11月下旬〜6月上旬
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

交配:久能早生×女峰
    静岡市久能の民間育種家、萩原章弘氏が昭和60年に久能早生と女峰を交配して選抜、
    1992年に登録。1998年で静岡県のイチゴ栽培面積の80%以上を占める。

原産:萩原章弘氏 登録番号(第2991号)
                                         農林水産省「品種登録情報」より
特徴&前評判:
平均18gの大果で酸度は0,5〜0,6で酸味がほとんどなく、香りは良く、
糖度10度以上のあっさりした甘さで食味がよい。
乱形果の発生が極めて少なく果肉は女峰より柔らかいが、多収。
果実の硬さは中くらい、果肉色は淡紅、果心の色は白、空洞はかなり小さい。


形:長い紡すい形   色:果皮  鮮紅色 


 




































































感想:甘い香りがものすごい。これは期待できる。果皮はすこし柔らかいきがする。
    食べてみるとやっぱり柔らかい。酸味はほとんど感じず、あっさりした甘さがある。
    口の中では、食べる前より甘い香りはせず、イチゴらしい香りが広がらない。
    食感はモソモソして口の中で、ほろほろと崩れていく感覚。おいしいとは思わなかった。
    何か物足りないけど、これって安いから?
    はてさて、本当の章姫の実力とは!
    
    次の日の朝、冷蔵庫で冷やしていた章姫を食べたら、少ししっとりしていた。
    冷やして食べたほうがいいのか?

今回の試食データ:14粒/pac 一粒のデータ(平均):高さ5,8cm 直径3,3cm 重さ22g
            315g/pac
            試食日2005/2/6  購入場所 三重県のスーパー  ¥398 



感想:第二弾
    本場、静岡産を購入できた!すこし「おされ」はあるものの、品質は良い。
    甘い香りが強い。果皮はしっかりしているけど軟らかめ。
    食べてみると、ねっとりした歯ごたえだが、噛んでいくと、果汁が多くて口の中いっぱいになり、
    果肉は崩れて、なくなっていく。ほろほろした感覚が舌でわかる。(完熟したものは、そんなに感じませんでした)
    果汁といっしょに香りも口の中に広がり、鼻からスーッとぬけて行く。
    あと味は、上あごや、のどにはイチゴの余韻がのこるが、舌の上には、ほとんど残らない。さっぱりした甘さという感じ。
    先端部が、いきなり甘く感じる。 それと酸味をほとんど感じないので、酸味の嫌いな人には食べやすいだろう。
    ヘタの方はイチゴの苦味を軽く感じるけど、果汁と香りで食べるタイプ。
    先の方は甘みが強いので甘い果汁と香りを感じながら食感を楽しむタイプ・・・かな。
    ヘタから先端のほうへ食べないと、あと味が悪く、甘く感じない。ヘタの方から食べましょう。
    うん、美味しいですよ。前回とは比べ物にならないくらい。
    このイチゴはイチゴ狩りとかで、完熟を、その場で食べられる場合の方が、向いているように思う。
    
    私ごとですが、5粒も食べたら飽きてきちゃった・・・。やっぱり酸味がないからかなぁ。

今回の試食データ:10粒/pac 一粒データ(平均):高さ6.5cm 直径4cm 重さ32g
          338g/pac         大きい物:高さ7.1cm 直径4.5cm 重さ43gあった
          試食日2005/3/1 購入場所 大阪天王寺のスーパー ¥498
  
感想:第三弾
    静岡でイチゴ狩りをする機会があり、試食することができた!
    以前から、章姫は完熟をいちご狩りで食べたほうが良いと一番感じていた品種でした。
    未熟なもののモソモソ感が納得いかなかったのが理由です。
    あまりにも、章姫に対する他の方の評価と私の評価が違っていたのが気になって・・・(^^;
    食べてみると、さすが完熟!
    甘みが強く、酸味も感じない。それに果汁も多く、大粒。まさに万人うけする味です。
    それに、育てやすい品種ということで、各地で栽培されているのも納得できます。
    
    やはり、完熟を収穫後、その場で食べるのに適していると思いますねぇ。
    いちご農家の方が、ちゃんと育てていることも重要ですけどねっ(^^)

今回の試食データ:いちご狩り
            試食日2008/2/15 常吉いちご園
            その時のお話→こちら



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